電車キャンプでバックパックを選ぶとき、いちばん迷いやすいのが「35Lで足りるのか、45Lまで必要なのか」です。
結論からいうと、日帰り〜軽量な1泊なら35L前後、1泊で着替えや防寒具まで持つなら40〜45L前後が使いやすい目安です。ただし、容量だけで決めると失敗します。電車では駅の階段、乗り換え、バス、徒歩移動があるため、背負いやすさと総重量のほうが重要です。
この記事では、電車キャンプ向けバックパックの容量の選び方と、35L・45Lクラスの使い分け、Amazonで確認できる候補をまとめます。電車キャンプ全体の始め方は電車キャンプ完全ガイド、装備全体は必須ギア10選も参考にしてください。

結論|迷ったら35Lから。冬や荷物多めなら45L
ざっくり分けると、次の考え方が使いやすいです。
| 容量 | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 25〜35L | 日帰り、レンタル活用、軽量な1泊 | 寝袋や防寒着が大きいと入りにくい |
| 35〜45L | 1泊2日、テント泊、着替えあり | 詰めすぎると10kg超になりやすい |
| 45L以上 | 冬、調理道具多め、レンタルが少ない場所 | 電車やバスで大きさが負担になりやすい |
初めてなら、バッグを大きくして全部持つより、35L前後に入る装備へ絞るほうが電車キャンプらしい運用になります。チェアやテーブルをレンタルしたり、食材を現地調達したりすれば、35Lでも十分成立します。
35Lが向いている人
35L前後は、電車キャンプ初心者に最も扱いやすい容量です。駅の階段でも背負いやすく、電車内でも極端に場所を取りにくいのがメリットです。
- 日帰り・デイキャンプが中心
- 春〜秋の1泊が中心
- テントや寝袋を軽量モデルにしている
- 食材や水を現地で買える
- テーブルやチェアをレンタルできる
特に野島公園のような日帰りキャンプでは、宿泊装備が不要なので35Lでもかなり余裕があります。
45Lが向いている人
45L前後が便利なのは、1泊で装備をほぼ自分で持ち込むケースです。着替え、寝袋、マット、調理道具まで入れると35Lでは窮屈になりやすいため、40〜45L程度に余裕を持たせるとパッキングが楽になります。
ただし、容量が増えると「空いているから入れる」が起きやすくなります。電車キャンプではバックパック本体を含め、総重量10kg前後に収める意識を持つと移動しやすくなります。
冬キャンプや雨の日は防寒着・雨具がかさばるので45L側が有利です。雨対策については雨の日の電車キャンプ完全ガイドでまとめています。
容量より重要な5つのチェックポイント
1. 腰ベルトがしっかりしているか
荷物が重くなるほど、肩だけで背負うバッグは疲れます。腰ベルトで荷重を分散できるモデルは、駅から徒歩10〜15分歩くときに差が出ます。
2. バッグ本体が重すぎないか
同じ35Lでも、本体重量が重ければそのぶんテントや食料に使える重量が減ります。容量だけでなく、バッグ単体の重量も確認しましょう。
3. 雨対策ができるか
電車キャンプは駅からキャンプ場まで屋外を歩く時間があります。防水・撥水生地、レインカバー、バッグ内部の防水袋など、どこかで雨対策できる構成にしておくと安心です。
4. 電車内で扱いやすい形か
横に広いタイプより、縦長で身体から大きくはみ出しにくい形のほうが乗り換えでは扱いやすいです。混雑した電車では背負ったままにせず、足元や網棚を使えるサイズ感も意識しましょう。
5. 外付けしすぎない
マット、サンダル、チェアなどを大量に外付けすると、電車内で引っかかりやすくなります。できるだけバッグ内部に収め、外付けは1〜2点までにすると移動が楽です。
電車キャンプ向けバックパックおすすめ3選
Amazonのアソシエイトとして、電車キャンプは適格販売により収入を得ています。 以下の商品リンクにはAmazonアソシエイトリンクを含みます。価格・在庫・仕様は変わるため、購入前にAmazonの商品ページで最新情報を確認してください。
1. Coleman シールド35|雨に強い35L候補
コールマン公式では、シールド35は容量約35L・重量約1kg。防水素材の表地、撥水ファスナー、背面メッシュパネルなどが案内されています。電車移動と普段使いを兼ねたい人にも選びやすいタイプです。
2. OSPREY タロン33|背負いやすさ重視の33L候補
OSPREYの現行タロン33は33Lクラスで、背面のAirScape構造とヒップベルトを備えたモデルです。駅からキャンプ場まで歩く距離が長い人や、背負い心地を重視する人向けの候補です。
3. G4Free 45L|荷物に余裕を持たせたい人向け
35Lでは寝袋や着替えが入りきらない人は、45Lクラスを検討するとパッキングが楽になります。G4Freeの45Lクラスは、価格を抑えながら容量を確保したい人の候補です。モデルごとに重量や仕様が変わる可能性があるため、購入前に商品ページで確認してください。
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35Lに収めるためのパッキング例
35Lで1泊するなら、「持っていく物を減らす」より、かさばる物を先に小さくするのが効果的です。
- テント:2kg以下を目安に軽量化
- 寝袋:圧縮しやすいモデルを使う
- マット:外付けまたはコンパクトなタイプ
- チェア:持たない、または超軽量モデル
- 食材:駅前・現地で購入
- 水:現地調達できるなら必要量だけ持つ
- 着替え:圧縮袋でまとめる
テント・寝袋・バーナーなどの具体的な軽量候補は電車キャンプ必須ギア10選にまとめています。
バックパック+キャリーワゴンはあり?
ありですが、行き先を選びます。舗装路が長いキャンプ場ではワゴンが便利ですが、階段、砂利道、バス移動では逆に負担になることがあります。
駅徒歩だけで行けるキャンプ場なら比較的使いやすい一方、城南島海浜公園のようにバスを使う場所では、大きなワゴンよりバックパック中心のほうが動きやすいことがあります。
よくある質問
1泊なら35Lで足りますか?
軽量テント、コンパクトな寝袋、現地調達を組み合わせれば足りるケースは多いです。防寒着が大きい季節や調理道具を多く持つ場合は40〜45Lのほうが楽です。
50L以上は大きすぎますか?
冬や長期なら使えますが、1泊の電車キャンプでは大きすぎることがあります。容量があるほど荷物を増やしやすいため、初回は35〜45L程度から始めるのがおすすめです。
登山用バックパックじゃないとダメですか?
必須ではありません。駅からの徒歩が短く荷物も軽いなら、一般的な35Lバックパックでも対応できます。徒歩距離が長い場合は、腰ベルトや背面調整がある登山系モデルのメリットが大きくなります。
まとめ|最初の1個なら35L、余裕重視なら45L
電車キャンプのバックパックは、単純に大きいほうが便利というわけではありません。35L前後で荷物を絞れるなら、電車・駅・徒歩すべてで扱いやすくなります。
一方、寝袋や防寒着が大きい人、1泊装備をほぼ自前で持っていく人は40〜45L程度の余裕があるとパッキングが楽です。
迷ったら、まず35Lクラスで「持っていかない物」を決めるのがおすすめです。そのうえで、実際に荷物が入らない場合だけ45Lへ広げると、無駄な買い物を減らせます。
行き先がまだ決まっていない場合は、電車で行ける関東のキャンプ場6選から、駅徒歩・日帰り・宿泊の条件を比べてみてください。

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