横浜から電車でたった30分。なのに着いた先は「島」だった——。
神奈川県横浜市金沢区の野島公園キャンプ場は、海に囲まれた「野島」という小さな島にある、都市キャンパーにとっておきのデイキャンプ場です。車なし・宿泊なし・身軽でOK。むしろその「手軽さ」こそが最大の武器。東京・横浜に住んでいながら「島キャンプ」を体験できる、電車キャンプ入門として最高の場所をこの記事で徹底解説します。
電車キャンプの基本的な考え方については、こちらの記事もご覧ください:【完全版】電車でキャンプに行くための完全ガイド
野島公園キャンプ場とは?横浜市内にある「島」の非日常感
野島公園キャンプ場は、横浜市金沢区にある野島山を中心とした公園「野島公園」の中に設けられたBBQ・デイキャンプ場です。野島はその名の通り、三方を海に囲まれた地形を持つ横浜唯一の自然島エリアで、都市にいながら「海辺の島キャンプ」という非日常体験ができます。
重要なポイントとして、このキャンプ場は日帰りデイキャンプ専用(宿泊不可)です。利用時間は10:00〜15:00の5時間。この「宿泊できない」という事実を、私は弱点だと思っていません。むしろ「寝袋も銀マットも不要」という身軽さが、電車キャンプ派には最高の条件です。大型ザック不要、荷物は最小限。気軽に試せるから、キャンプ初心者の「最初の一歩」としても最適なのです。
公園内には野島山の展望台(横浜の海を一望できる絶景スポット)や、旧伊藤博文金沢別邸など見どころも点在。2026年4月にはリニューアルオープンも予定されており、キャンプ後の散策も楽しめます。隣の海の公園エリアでは潮干狩りや海水浴も人気です。
電車でのアクセス方法(東京・横浜から乗り換え全解説)
野島公園キャンプ場へのアクセスは、金沢シーサイドライン「野島公園駅」が最寄りです。ここが最大のポイント——バーベキュー場・キャンプ場専用駐車場は一切ありません。公式サイトも「公共交通機関でお越しください」と案内しているため、電車で来ることが実質スタンダードなキャンプ場なのです。
東京・品川からのルート(所要時間約70分)
品川駅から京急本線に乗り、金沢八景駅へ(約30〜40分)。金沢八景駅で金沢シーサイドラインに乗り換え、終点の野島公園駅まで約10分。シーサイドラインは無人運転の新交通システムで、海沿いの車窓が爽快です。
横浜からのルート(所要時間約30分)
横浜駅からJR根岸線に乗り、新杉田駅か磯子駅でシーサイドラインに乗り換える方法と、横浜駅から京急で金沢八景駅へ向かう方法があります。いずれも横浜から約30分。週末のプチ旅感覚で訪れることができます。
野島公園駅からキャンプ場まで(徒歩10〜15分)
駅を出てから公園内を歩いてキャンプ・BBQエリアへ向かいます。公式案内では「徒歩5分」とありますが、広い公園内を歩く時間を含めると実際は10〜15分が目安です。荷物が多い場合は現地で無料のリヤカーを借りられます(※数に限りあり)。大きなキャリーバッグでもリヤカーに乗せてしまえばラクに移動できます。
直前のコンビニ:野島公園駅を出てすぐ(徒歩2〜3分)にファミリーマート 平潟店があります。飲み物・食材・氷の調達はここで済ませましょう。
料金・予約方法・営業カレンダー
キャンプ場の料金は以下の通りです。※料金・営業期間は変更の場合があります。公式サイトまたは電話(045-781-8146)でご確認ください。
| 区分 | サイズ | 定員 | 平日料金 | 土日祝料金 |
|---|---|---|---|---|
| 大区画キャンプサイト | 10m×10m | 25名まで | 2,500円/1サイト | 5,000円/1サイト |
| 小区画キャンプサイト | 7m×7m | 15名まで | 2,000円/1サイト | 4,000円/1サイト |
| BBQサイト(30区画) | テーブル・炉付き | 20名まで | 2,300円/1サイト | 2,800円/1サイト |
料金は人数ではなく1サイトあたりの固定制なので、人数が多いほどお得です。グループや家族連れに向いています。
予約方法:公式サイト(yokohamagrill.com)からオンライン予約、または電話予約。利用予定日の1ヶ月前の10:00から受付開始です。土日祝は人気なので早めの予約を推奨します。
営業期間:3月〜11月(木曜定休。繁忙期は木曜も営業)。12〜2月は冬季休業。
※いずれも変更の可能性があります。公式サイトまたは電話でご確認ください。
電車キャンプの持ち物リスト&荷物の減らし方
電車デイキャンプの最大の敵は「荷物の重さ」です。でも野島公園は日帰りキャンプ場だからこそ、荷物が劇的に少なくて済みます。宿泊キャンプと違い、寝袋・テント・マット・ランタンは一切不要。必要なのは「食べて、飲んで、くつろぐ」ための最小セットだけです。
現地でレンタルできるもの(有料):コンロ・炭セット、テーブル、イス、タープ、クーラーボックス。「荷物を増やしたくない初日」はレンタル品をフル活用するのが賢い選択です。
一方で、毎回行くようになったら自分の道具を揃えた方が長期的にお得です。電車キャンプに向いたギアを選ぶポイントは「コンパクトに折りたためるか」「軽いか」「電車内で邪魔にならないか」の3点。
①【電車キャンプ必須】折りたたみキャリーワゴン
駅から徒歩10〜15分の道のりでも、キャリーワゴンがあれば荷物をまとめて楽に運べます。現地の無料リヤカーと組み合わせるとさらに便利。コンパクトに折りたたんで電車の棚に置ける軽量モデルがおすすめです。
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②【軽量コンパクト】折りたたみチェア
テーブル・イスは現地レンタルできますが、お気に入りのチェアがあると快適さが段違い。電車キャンプでは「収納サイズと重量」が命。Helinoxのチェアワンは重量わずか960g、収納時は細長い筒状になり、バックパックの外付けでもコンパクトに収まります。
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電車キャンプに最適なギアをまとめた記事はこちら:電車キャンプに持っていくべきギア完全リスト【軽量・コンパクト】
サイト選びのコツと当日の楽しみ方
野島公園キャンプ場は大区画(10m×10m)と小区画(7m×7m)の2種類。2〜3人なら小区画で十分ですが、4名以上なら大区画の方が余裕を持って使えます。料金は1サイト固定なので、人数が増えるほど1人あたりの単価が下がります。
野島は海に囲まれているため、海風が強い日があります。タープやテントは必ずペグでしっかり固定しましょう。電車で持参できる軽量タープがあると夏の日差し対策にも重宝します。
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食材は現地の手ぶらセット(バラエティーセット2,980円〜/人)を事前予約するのが手軽です。駅近のファミマで購入して持ち込む方法でも柔軟に対応できます。
また、2025年4月より場内全面禁煙になっています。喫煙される方はご注意ください。
キャンプを楽しんだ後は、ぜひ公園内を散策してみてください。野島山の展望台からは横浜の海が360度見渡せる絶景が広がります。潮干狩りが楽しめる「海の公園」(隣駅の「海の公園南口」駅が最寄り)へ足を延ばすのもおすすめです。
キャンプ後のお風呂はどこへ?周辺の入浴施設
デイキャンプの後は汗を流してスッキリ帰りたいですよね。野島公園周辺にはいくつかの入浴施設があります。
- 亀遊舘(横浜市金沢区六浦):シーサイドライン沿線にある銭湯。野島公園駅から約1.4km、電車でもアクセスしやすい。
- みなと湯(横浜市金沢区六浦東):駅から約1.5kmの銭湯。
- おふろの王様 港南台店:JR根岸線・港南台駅近くのスーパー銭湯。帰路に立ち寄れる。
※営業時間・料金は変更の場合があります。各施設の公式サイトまたは電話でご確認ください。
野島公園デイキャンプ場まとめ|こんな人に超おすすめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市金沢区野島町24 |
| 最寄り駅 | 金沢シーサイドライン「野島公園駅」 |
| 駅からの距離 | 徒歩10〜15分(公園内歩行を含む) |
| 東京からの所要時間 | 約70分 |
| 横浜からの所要時間 | 約30分 |
| 利用形態 | 日帰りデイキャンプのみ(宿泊不可) |
| 利用時間 | 10:00〜15:00(5時間) |
| 料金目安 | 小区画2,000円〜(平日)/4,000円〜(土日祝)※要確認 |
| 予約 | 1ヶ月前から公式サイト・電話で受付 |
| 設備 | 炊事棟・水洗トイレ・売店・レンタル品充実 |
| 駐車場 | なし(公共交通機関推奨) |
野島公園デイキャンプ場が特におすすめな人はこんな方々です。
- 車を持っていない都市生活者:電車でのアクセスに特化したキャンプ場なので、迷わず快適に来られます。
- キャンプ初心者・デビュー検討中の方:宿泊道具不要、レンタル充実、手ぶら食材あり。「まず試してみたい」に最高の環境が整っています。
- 横浜・東京在住の日帰りキャンパー:週末の午前中に出発して、夕方には帰宅できる。気軽さが魅力です。
- 家族連れ・グループでのBBQ・キャンプを検討している方:1サイト定額制なので、人数が多いほどコスパが上がります。
「宿泊できないキャンプ場」ではなく、「身軽に楽しめる島のアウトドア体験」。そう捉え直すと、野島公園デイキャンプ場の魅力が一気に輝いて見えてきます。横浜から30分、電車一本で「島」へ——ぜひ次の週末に計画してみてください。
電車キャンプのノウハウを総まとめした記事はこちら:【完全版】電車でキャンプに行くための完全ガイド


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